名勝 小金井を守る若き助っ人
2021年春、都立府中農業高校から『名勝小金井桜苗育成事業』を学校の事業として取り組み始めました。
その活動状況のレポートです。
名勝 小金井桜の起源は、
元文2年(1737年徳川吉宗の時代)、幕府の命により、府中押立村名主の川崎平右衛門が吉野や桜川からヤマザクラの名品を取り寄せ、農民たちが協力して植樹。
文化~天保年間(1804~1844年)、多くの文人墨客が観桜に訪れる。『江戸名所図会』や広重の錦絵に描かれ、庶民の間にも有名になる。
ヤマザクラ並木は、
江戸時代から地元の農民たちにより守られてきましたが、幕府の代官たちも雑木の伐採や桜の苗木の捕植を進めるなど、
桜を守る努力を続けてきました。国の名勝 「小金井桜」を私たちの代で絶やすことなく、後世に引継がなくてはなりません。
今、2024年は名勝小金井桜100周年を迎えます。
2011年2月11日の名勝小金井桜大復活祭から10年、古木の後継樹の補植は梶野橋から小金井橋まで進んできました。行政に感謝です。
これからは古木と若木の花の共演を大切に育みたい。
皆様のご協力とご支援をよろしくお願いします
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