小金井落葉回収作戦
この事業は「名勝 小金井桜の会」が市内の各種団体および中学校、高校、大学などに呼びかけて結成した実行委員会が企画し、市報を通じて市民全体にも参加をお願いして実施している事業です。
昨平成20年は第6回の作戦を実施しましたが、各種団体31団体の会員、市内の中学生徒、高校生および地域の方々など約460人が参加されました。名勝小金井桜に関心をお持ちの方、玉川上水の近くにお住まいの方など多数の方のご参加をお待ちしております。
この事業の特徴は
1)中学生から高齢者まで、市民の皆さんが一緒になって、名勝小金井桜の環境を美しく保つための作業に参加することによって、地域の貴重な文化遺産である名勝小金井桜に対する親しみを一層高めていただく
2)集めた落葉をごみとして焼却するのではなく、農家にお届けして農業生産用の資材として利用していただく
ことの2点にあります。<作業現場の写真へ>
事業の内容 | |||
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1. | 事業の名称 | 名勝小金井桜落葉回収作戦 | |
2. | 期 日 | 11月下旬または12月上旬の土曜日 午前10:00〜11:00 | |
年々の期日は市報こがねい(通常11月15日号)でお知らせします。 | |||
3. | 集合場所 | 新小金井橋南詰西 さくら公園(桜町1丁目10) | |
4. | 作業区間 | 玉川上水、茜屋橋〜梶野橋間の上水南側市道と緑道 | |
5. | 用具など | できれば竹箒、熊手、塵取り、ごみばさみなどをご持参下さい。ごみ袋、軍手は事 | |
務局で用意します。 | |||
6. | 参加申込み | 傷害保険の関係で名簿に登録する必要があります。 | |
参加申込みは所属団体ごとに事前に登録されるか、又は当日直接参加登録して | |||
ください。 | |||
7. | 作戦中止の場合 | 当日雨天のとき、または前日の雨で落葉がぬれている場合は作戦を中止します。 | |
中止の場合には参加団体あてに連絡しますが、その他現地に中止の掲示を行い | |||
ます。 |
事業の経過 |
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平成14年11月、名勝小金井桜の会の前身、名勝小金井桜を守る会と名勝!小金井桜に親しむ会が共同で、玉川上水堤の名勝小金井桜の落ち葉掻きの試行を行いました。 翌15年上記の2つの会が事務局を務め、市内各種団体に呼びかけて、名勝小金井桜落葉回収作戦実行委員会を立ち上げ、作戦の実施方法などについて協議を行い、同年11月29日、第1回の落葉回収作戦を実施しました。 当日は小雨模様の天気でしたが、約100名の方が参加して落葉回収を行いました。雨の中で集めた落葉の一部に砂利が多量に混入し、農家での利用に支障をがあることが判明し、その後はこの作戦は雨天に行わないことになりました。 平成16年には引き続き市内団体のご賛同を得て第2回を実施しましたが、市立1中、緑中、私立武蔵野東中の3校の中学校生徒の参加を得て、参加人員は260人を越えました。その後は毎年、小金井の年中行事の一つとして継続実施されるようになり、第3回(平成17年)は330人、第4回(平成18年)380人の参加がありました。 平成19年からは上記の両会を統合した「名勝小金井桜の会」が事務局を担当することになり、この年第5回の参加人員は緑中が学校行事と重なった関係で不参加となったため、やや減少して368人となりました。 昨20年は11月29日に第6回の落葉回収作戦を実施しましたが、前年参加できなかった緑中学校の生徒さんが復帰し、参加団体数31、参加人員460名の大人数となり、大きな成果を挙げることができました。 |
回収した落葉の利用 |
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現在は回収した落葉を受け入れ農家に運び堆肥などの原料として利用していただいているが、将来的には自前で堆肥の製造まで行い、これを小金井桜に還元するリサイクルを実現したいと考えております。 以上 |