TOP > 活動報告 > 会報

活 動 報 告

樹勢調査実施《 2018年8月18日(土) 》

本日9時より各5ブロック共、会員による樹勢調査を実施いたしました。2日前までの猛暑は収まりましたが30℃近い炎天下2時間余りの作業となり、 今年は幹回りの計測も行いましたので下草やひこばえの手入れのしていないところでの計測となり大変な作業となりました。         終了後、杉山氏の畑に預けてお世話をしていただいている、春に接ぎ木をした桜の苗木の成長を観察に行きました。新芽は虫に食われやすいので 消毒をしながら大切に育てられていました。

質問《 中学2年生のO君よりお問合せがありました 》

夏休みの終わる頃、ホームページのお問合せフォームより中学2年生のO君より次のようなお問合せがありました。 「学校の宿題で小金井桜に関するレポートを書いているのですが、 以下の三つの質問に答えていただけると幸いです。 玉川上水両岸の並木にはなぜ桜が選ばれたのか。 何の目的で植えられたのか。 保全にはどのような事をしているのか。 何卒よろしくお願いします。」

回答《 事務局より次のように回答いたしました。》

「こんばんは。 名勝小金井桜の会の事務局長をしております植竹隆夫と申します。 弊会ホームページにご質問をお寄せいただき、ありがとうございました。 旅行中で対応できず、たいへん遅くなってしまい申し訳ありませんでしたが、 以下に回答させていただきたいと思います。」

1.玉川上水両岸の並木にはなぜ桜が選ばれたのか、何の目的で植えられたのか。

  

玉川上水堤の桜並木は、もともと江戸8代将軍徳川吉宗の1730年代に「享保の改革」の一環として、大岡越前守忠相の 命を受け武蔵野新田開発に当たった地元の名主川崎平右衛門によって、当時の桜の名所奈良県吉野と茨城県桜川から苗を 取り寄せ植えられたものです。大規模に行われた武蔵野新田開発でしたが、もともと荒れた水不足の土地であった 武蔵野台地の開墾は、凶作もあり多大の苦労を強いるものだったようで、そのため農民の心を休めると共に 花見客を呼び込み村を活気づかせる”村おこし”の一環として、桜(ヤマザクラ)を植えたようです。 実際、小金井ヤマザクラ並木は江戸近郊随一の桜の名所として有名(広重の浮世絵等)になり、 多くの江戸市民が花見に訪れています。

2.保全にはどのようなことをしているのか。

ヤマザクラ並木は大正13年に国の名勝小金井(サクラ)に指定され、東京都教育委員会が管理することになっています。 しかし戦中・戦後の混乱期のやむを得ない管理不在以降、五日市街道の拡幅や交通量の増加、昭和46年から約20年間の 玉川上水の水流停止等の周辺環境の悪化で、ケヤキ等の雑木が繁茂する一方、桜並木の衰退が著しく進んでいる状況が 続いている(即ち、適切に保全されていない)のが現状です。

私たちは地元の市民団体として、このような現状を憂い危機的状況にある「名勝小金井(サクラ)」を 貴重な文化遺産として次代に継承し、かつて全国有数のお花見の名所だったヤマザクラ並木を名勝の名に相応しく 復活させたい(*注)と願い、それを目指して活動しています。具体的な活動内容は、当会のホームページを ご覧いただければ詳しく書いてありますが、概略を記しますと、定期パトロールや毎木樹勢調査を行って樹勢の 衰退・枯死状況を調べレポートを作成し危機的現状の実態を明らかにして都管理者に日常管理の改善を促したり、 市内各団体に呼び掛けて玉川上水堤の落葉回収をして市民啓蒙をしたり、後継樹として植樹するヤマザクラ苗木を 育てて都管理者である都に提供したりしています。

(*注)これを具体的に示した計画があり、平成21年8月に玉川上水の管理者である 東京都水道局が「史跡玉川上水整備活用計画」を策定し、その中で水路の保全や 史跡の積極的公開等とあわせ、名勝小金井(サクラ)のヤマザクラ並木の復活計画 を示しています。またこれを受けて地元の小金井市も平成22年3月に「玉川上水・ 小金井桜整備活用計画」、平成24年3月に「玉川上水・小金井桜整備活用実施計画」 を策定し、都の計画に沿って、都や私たちのような市民団体と協働で名勝の復活 (歴史的景観の再生)を目指す具体策を提示しています。これらの計画について ここに詳しくは書けませんが、概要は既存の並木は既に相当衰退してしまっている ので、衰退の一因になっている上水沿いのケヤキ等の雑木を伐採して、より上水 近くのフェンス内側にヤマザクラ苗木を植樹して、新たに並木を形成しようとする 計画です。いずれもキチンとした冊子になっていて、各行政機関から入手できるはずです。 具体的にはこの計画に沿い、平成22~24年に名勝区間6kmのうち一部の640m (新小金井橋~関野橋)についてモデル区間として整備が行われ、私たちの育てた 苗木も植樹されましたが、一部の人から「都会の貴重なグリーンベルトである玉川上水 の緑を伐採するとはけしからん」等の反対意見が行政に寄せられ(**注)、その後は、 モデル区間の成果を検証してから次に進むとして、計画は中断している状況です。

(**注)私たちは玉川上水のグリーンベルトを不要というつもりは全くなく、残念ながら 桜はことのほか 日照を好む植物で、より生長の早いケヤキ等が繁茂すると、日照が 遮られ被圧されて成長 できなくなってしまうため、名勝区間については桜並木を より大事に考え(桜並木のグリーンベルト を復活させる)、桜の成長を阻害する 雑木は伐採すべきと考えます。 江戸時代から現代まで 歴史的にもそのようにして、桜並木が人の手が介在することによって守られてきたのです。 私たちは、これらの計画があるのだから、危機的状況を打開するためにも早く着実に 計画を実行してほしいと願うとともに、行政に協力して後継樹植樹のためのヤマザクラ 苗木の育成などの役割を果たしているわけです。

「以上ですが、これで貴君のご質問に十分答えられてるか地震はありません。何か追加の質問があれば、 遠慮なく聴いてください。また回答が遅れてしまい、宿題の提出期限に間に合わなかったのではないかと心配です。 もし間に合わなかったようでしたら申し訳ありません。」

第13回落葉回収作戦実行 》

2016年11月28日(土)9:00~11:00に玉川上水茜屋橋~梶野橋間で行われました。石田実行委員長 より回収作戦開始が宣言されてはじまりました。晴天に恵まれて落葉もたくさん回収されて美しい道路になりました。

落葉回収作戦活動中

開会式高校生多数参加

回収袋整列

第一ブロック 9月の定期パトロール 》

少しずつ秋の気配が感じられるようです。 サクラは葉の萎れや虫害が目立つごく一部を除いてほぼ順調です。 右岸の緑道の雑草はかなり伸びてきましたが通行に影響があるほどではありません。 柵内の平坦部の雑草は刈り払われてそのあとに秋の草花の開花が始まりました。 今後は堀の中の植生の整理に一日も早く着手してほしいと思います。 第1ブロック 石田、神田

第24回緑センターまつり参加 》

5月29日・30日・31日に開催されるセンターまつりの準備をしました。 事務局の指示にしたがって椅子や机、そして展示用のパネルやパネルのポールを みんなで指定の箇所へ運ぶ事から始まりました。展示場には「名勝小金井桜」の事を一般の皆さんにも知っていただけるようにパンフレットもたくさん置くことにしました。

次は各サークルごとに会場つくりです。「名勝小金井桜の会」は今年の桜の写真展の準備をしました。 パネルを組み立てて、額に入った玉川桜並木の桜の写真を飾りました。館長さんに作品が見やすい位置に照明を調整していただきました。 テーブルに人気投票箱を設置して完了です。

第2小学校3年生の3クラスを夫々 玉川上水の桜並木に案内 》

第2小学校は一昨年、名勝小金井桜の紹介と桜並木案内で訪れ、実生の苗木を寄贈したが、 その苗木が校舎の前庭に4本、大きく育っていた。とても嬉しい。 元気いっぱいの子供たちは石田会長を先頭に上水に向かった。子供たちは会長より小金井橋の上で 玉川上水の説明を受け、名勝小金井櫻の碑と説明版の前でも話を聞き、そこに書かれた小金井櫻樹碑の ところに今から行きますと聞いて歓声をあげた。(案内:石田会長・田嶋・小迫夫婦)

海岸寺の前でも熱心に話を聞き、質問をしたり関心の高さ に驚いた。桜並木を歩いた後の質問も活発だった。ヤマザクラの並木がなぜ名勝なのか、 桜の木はなぜ道路方向に曲がっているのか、交通事故はないのか、柵になぜ桜の花びらがついているのか, 鯉はいつから上水にいるのか・・(笑)・・ 別れるとき名残惜しそうにハイタッチや握手をし、踊り場の窓越しに「ありがとうございましたぁ~」と 手を振って見送ってくれた。昼過ぎまで3回の上水案内は足腰にこたえたが、子供たちの暖かさに気温の 寒さを忘れた。若い苗木が大きく育って素晴らしい並木になる頃には私たちはいませんから、 皆さんが後を継いで下さいとの会長の話に「はい、頑張ります」と言ってくれた子どもの笑顔がまだ目の中で輝いている。 (小迫記 第2ブロックパトロール報告書2015年4月12日より)

ファームのヤマザクラ2本お嫁入り 2014年11月26日 》

東京都立多摩科学技術高等学校(東京都立小金井工業高校)の校庭に植樹するための根巻きが行われた。 石田会長立ち合いの下9:30より作業開始、12:30過ぎに高校に運ばれ、昼食後15:30植樹完了。

小金井桜写真展 in 緑センター祭り 2014年5月30日 》

2014年4月5日 名勝 小金井桜 観桜会 》


《 過去のイベント会 》


カブトムシを育てよう 小金井桜からの素敵なプレゼント!

「成長見学会」と「燻製作り講習会」:平成26年2月8日(土)午前10時~12時

落ち葉回収大作戦(第11回):25年11月30日(土)9:00~11:00

9:45打ち合わせ、準備開始

右は落ち葉置き場ブルーシートの上の腐葉土は今日カブトムシの幼虫のケースに入れて帰ってもらうように準備

ケースへは各自で幼虫を選んで入れてもらいます

受付開始

これがカブトの幼虫なんだ!

どこにいるの?

皆さん・・今日からカブトの育ての親ですよ!

小金井桜の苗も皆さんに育てられています

カブトムシを育てよう

育苗ファームの草取り

元気に育つ桜の苗

小屋に野良作業の道具

野外テーブルで作業手順打合せ

伐採された雑木の有効利用でシイタケづくり

玉川上水モデル地区で伐採された雑木は当顧問杉山氏の助言で有効利用されています。
*2010年の10月伐採のコナラ材入手
*2011年2がつしいたけ菌駒を打ち込み
*2012年10月初回の収穫
*2013年4月2回目の収穫


桜町市民いこいの家・・・・2012年7月24日パトロール報告より

藤田譲次夫妻はこよなく桜を愛し、玉川上水沿いに居を構え永年生活し、95歳・99歳と長寿をまっとうされた。 小金井市の福祉の為にと住居を小金井市社会福祉協議会に寄付され、同会は地域住民の「いこいの家」として今年4月にオープンしたのだそうだ。

◇ 開 催 日:毎週火曜日・木曜日・土曜日
◇ 開催時間:午前4時まで
◇ 入 所 料:無料
◇ 運営受付:小金井市社会福祉協議会(電話 042-386-0294)
玉川上水の桜を愛したご夫妻の遺された家なので、是非、桜の会の皆さんに使って頂けると嬉しい・・と言われたので此処に記した。  小迫記